花喰らう姫君


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この作品は1996年、五月頃前後に制作したものである。制作の期間が2ヶ月ほどあったと記憶している。
童話からイメージする撮影が「蛙の王子」「人魚姫」と続いた三作目で早くも発想が途切れてしまい、オリジナルの話を付けた。
雑誌掲載時はストーリーと絡めたものだが、現在文章のファイルが見当たらず、文章の掲載は見送ることにした。

15年近く前の作品を見返すと、アナログな小細工が面白い。
今ではフォトショップなどを使えばいとも簡単に出来るトリックを手間をかけてやっている。
まあ今でもアナログ撮影なので同じようなことをしているが、撮影トリックを使うことは殆ど無くなった。

 


簡単にお話を説明すれば。花を喰らって生きていた姫が花との同化を求めて自らに呪いをかけてしまい、花の種を孕み産みて朽ち果てていくといった展開。
ストーリーは右から左へとサムネールを辿って頂きたい。画像は一部掲載。




     


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