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これを撮影したのは96年の6月8日と手帳にはある。しかし撮影内容が明記されていないので推測である。
私の日誌はその日にあった事を時間を追って箇条書きにしてある。
滅多に見直すことはないが、今回のように撮影日を特定するのに見たりする。
すると知らない地名やら人の名前が出てきて、これは本当に自分の日誌なのだろうかと戸惑うことがある。
例えば「1996.6.9 1時 心斎橋 火事のためイケず」と書いてあるが、どんな火事だったのだろうか。
また 「カワチ おこる」と書いてあるが、これは心斎橋の画材屋カワチで怒ったことを指すのだが、誰に対して何を怒ったのか全くその時の感情も状況も分からない。
無駄なことを書き留めているのかも知れない。
96年に撮影したのは一番目二番目のもの。ラストのイメージは97年4月8日に撮っている。
こちらは「からくり少女の終焉」とある。
この時は足先が人造物のようにするのに、モデルの方には随分と辛い姿勢を3時間も取ってもらった。
「からくり少女」も「人造少女」も発想は同じである。
どうもどちらもうまく機能してくれていないようだ。
性器から出ているホースは燃料を入れる為のものだが、
いくら燃料で満たしても少女の目は覚めないのである。
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